2018/9/1 虫聴きの茶会@夕ざりin向島百花園

秋雨前線で雨模様の日、向島百花園にて”虫聴きの茶会”を開催致しました。

 

 前週に行われた向島百花園虫ききの会の放虫式にて、鈴虫始め沢山の虫が放たれておりまして、

当日はそんな虫の合唱を期待していざ!会場へ。

まだ明るい園内には、秋の七草はじめ、ギボウシ、大きな瓢箪など自然がイッパイ❣

お客様がお越しになる時間もまだこんなに明るい。

これがお帰りの頃にはすっかり夜道の佇まいに。

風流ですね~🎐

 

 夕方から始まる今回のお茶会🍵

お客様には先ず、お食事を召し上がって頂き、お菓子を♪

今回は初の試みで、数種類のお菓子リストからご希望のお菓子を選んで頂きました。フェイスブックで広くアンケート収集、これも初めて。

そこで決まったお菓子がこちら、『こぼれ萩』新橋-文銭堂 製

投票者の皆様、向島百花園で有名な”萩のトンネル”をご存じだったのでしょうか、百花園にピッタリ❢のお菓子💓

部屋が暗いのでお菓子も前室で召し上がって頂きました。

牛皮が入った粒あんをキントンで表現、ピンクの花びらは先が白く、本物の萩の花を思わせます。

この時、外は土砂降り☔”虫の音”は大丈夫だろうか😲と心配しきり💦

 

 お茶室の室礼は、虫聴きに因んだ道具を用意💛

軸はお薄席らしくカジュアルに団扇、当日は涼しかったのですが、例年はまだ暑い時期。清風の文字と共に涼🎐を感じていただく趣向で。

また、9月は十五夜🌕中秋の名月、その時期よく掛けられるお軸に、”清風払名月”がありますが、名月はまだ先、という訳で清風のみ😊

お花は秋の七草のうち、桔梗、女郎花(おみなえし)、藤袴、ススキを蛍籠炭斗に落としを入れて花入れに見立てました。

炭斗(すみとり)とは、茶道の手前のひとつ、風炉や炉に🔥を熾すための炭をつぐお手前に使用する道具で、裏千家の円能斎宗匠と淡々斎宗匠のお二人が好んでおられます。

円能斎宗匠のお好みは、朱塗りの脚付きで、網目に鳳凰の模様があり、淡々斎宗匠のお好みは四方は沙のきれ張り、縁と見込みは黒漆塗りでこちらは淡々斎好み♪

チョット見えませんが、香合は溜塗りの菊香合、もうすぐ重陽の節句です。

 

 お点前座は、名残りの釣瓶(つるべ)水指に、井戸にしがみつく姿が愛らしい、一閑人の蓋置を。

共に利休好みで、釣瓶は井戸の水を汲む道具、そして、その井戸を覗き込む一閑人と井戸つながりの取り合わせ。

風炉も見立ての大鉢、時は9月1日防災の日、火🔥は使わず灰のみの趣向で。

棗は螺鈿を配した鈴虫棗、茶杓は雨☂に因んで、洗心を。

そして、今回のサプライズ❣

光る✨茶筅でお点前を♪

こちらはLEDの衣装を手掛けるアーティストさんからお譲り頂きました、お客様も👀が釘付け、興味深々❢

仄暗い茶室に光る茶筅、お客様にも大変喜んで頂きました😃

 

天の恵みか、丁度お茶会が始まる頃には雨が止み、外のガラス窓を開け放ち、元気な虫の音を聴きながらの文字通り虫聴きの茶会が無事行われました。

 

 ”本格茶会にチョットした遊びゴコロ”、今回も素敵なお茶会になりました事、感謝いたします。

曇り空に輝くスカイツリーを眺めながら、ひと気のない静かな百花園を後にしました。

 

 

~次回は貴方も是非ご一緒に~